着火剤とわたし

先日popでHigh Societyな友人のお宅のBBQに招かれ、
2マンライブ打ち上げ後遺症の体に鞭を打ちながら、
BBQをぶちかましてきたんですがね。

その日は男手がゴイス少なく、
この俺が「火」を起こす役に任命されたんですわ。
popな友人は俺がインドアなオタク野郎だということを、
まったく知らなかったのね。

オタク野郎だが負けず嫌いでもある俺様は、
完全にアウトドア好きを装い「火」と死闘を繰り広げましたよ。
戦い方も分からんのにね。

冷や汗かきながら、そん時思ったんですがね。
「着火剤」だけがアホみたいに頑張って燃えても、
「墨」に火は付かないのよね。
上手く「墨」に火を付ける為にはコツがいるわけだし、
架け橋になる「紙」などが必要になるわけだよね。

「着火剤」を自分に当てはめたらなんだかゴイス怖くなったわけよ。
ただアホみたいに叫んでいる俺の熱量は果たして、
外側へ上手く放出され受け入れられているのか？ってね。

でも幾ら考えても、
そんな「コツ」は今のところまったく分からんので、
今まで以上にアホみたいに叫び喚きまくってやろうと思い、
キリキリ痛む胃にルービーを流し込みました。












あ、
この日結局BBQの火が上手いこといかず、
急遽ガスコンロを導入したなんてことは、あまりにも有名な話しだ。